エピソード3 - 禿げ治療専門医院に通う

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エピソード2でお話したとおり、私は見事に大手カツラメーカーA に裏切られ、暫く途方に暮れていました。
暫くは市販の育毛剤を使用する期間が続きましたが、当然 改善の兆しは無く、「次の一手を打たねば」と真剣に考え始めました。
実はこの期間、いろんな育毛商品を試しました。そのごく一部として、

○ ケフトル ・・・ 「活性石ベントナイトというマイナスイオン効果に優れた天然のミネラル成分が優しく安全に、しかもしっかりと確実に、あなたの【発毛大作戦】を支え続けます。」という謳い文句の商品。

○ ヘルキンシ・フォーミュラ ・・・ 「アメリカ、ヨーロッパでもロングセラーのヘアケアシリーズ(育毛シャンプーなど)です。頭皮の汚れや余分な脂を取り除き、皮脂を確実に浄化することで髪の健康そのものを促進させ抜け毛を防ぎ育毛して行きます。」という謳い文句の商品

○ 飲む育毛剤 ・・・ 商品名は忘れましたが、日本国内の若者向けに大々的に売り込みを掛けていた商品です。

当然ながら、効果は見られず、いずれもパッとしませんでした。
この期間の経験を経て、私はこう考えるようになったのです。
「やはり、市販の育毛商品の目的はビジネス優先だろうし、当てにならないな。本当に発毛を実現させるには本当に親身になってくれる専門医に診察してもらうことが早道だろう。」

ある日、私は一冊の禿げ治療に関する書物を読んでいました。 その内容がまた魅力的なもので、(今思い返せば明らかなオーバートークなのですが) 心を奪われてしまいました。概要としてこんなことが書いてありました。
「私は~大学の名誉教授で何十年も発毛に関する研究を続けてきました。 若くして禿げに悩んでいる方の気持ちは非常に重いもので、禿げは本人の人生を左右してしまうと言っても過言ではありません。しかしながら、現状 根拠無く高価な料金を請求し たいした治療でもない施術を行っている業者が多数目に付きます。私はこんな方たちを一人でも多く救いたいし、この場を借りて禿げ撲滅を宣言します。私が作った発毛剤と治療を受ければ必ず完治します。」
更に、現在の患者全員が半年~1年 で 「完治」 という円グラフのデータまで付いていました。

大手カツラメーカーA に騙されたばかりの私にはとても共感の持てる書物であったため、即この医院の予約を取るのでした。

~禿げ治療専門医院にて~

まず、看護婦さんから綿密なヒヤリングを受けました。 家族構成や親族の禿げ具合など。
その後、薄くなった部分の写真を数枚撮影され、丁寧に私のプロファイルが出来上がっていきました。
出来上がったプロファイルを元にその名誉教授が直々に診察してくれ、いろいろなアドバイスなどをもらいまいた。
独自の発毛剤を出され、その使い方などを丁寧に指導されました。発毛剤とコンパクトな電気治療器を購入し、意気揚々と自宅に帰ったのを覚えています。
発毛剤自体も独自製法にしては6000円程度と安く、完全に信用してしまっていましたね。当時は。

その後、地道に教えを守り、医院に通い続けました。
しかしながら、約半年経って3回目の通院の際、私の期待は見事に裏切られました。「発毛」という意味ではまだ全く効果は無かったのですが、看護婦と先生が私の頭皮を見るや否や私にこう言い放ちました。
看護婦:「おおっ! 大分生えてきましたね! うん、順調ですね。」
私: 「(おいおい! 自分の髪は自分が一番分かってるよ。まったく効果はまだ無いよ。と思いつつ)いや、そんなことは無いですよ。 発毛はまだ見られていない筈ですよ・・・。完治までにはあとどれくらいの期間が必要ですかね?」
先生:「"完治"と言っても、完治という言葉の意味の受け取り方には個人差がありますからね・・・。私は十分 生えていると思いますが、一体どの辺りが気になるんですか??」

ショックでしたね・・。 「結局 詐欺か、ここも。またか。」 と肩を落としてその医院を後にしました。この医院が薦める発毛法をこの時点で止めたのは言うまでもありません。


ここまでの経験を経て、私の中ではある結論ができました。
「本気で発毛を実現するにはそれなりに名が通っている信頼できる発毛専門サロン/病院に頼らないと駄目なんだろう。。」
この動機が次のエピソード4に繋がります。

続きは エピソード4 へ




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