王道2 - 洗髪

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育毛活動にとって洗髪は非常に大切です。 前述の通り、発毛を実現するために必要な要素は以下5つです。このうち洗髪は 1、3、4 に効果があります。

1. 頭皮の血行を良くする
2. 発毛に関係する栄養素を十分に摂取する
3. 頭皮を常に清潔かつ健康な状態に保っておく
4. 頭皮を柔らかくしておく

5. 禿げ進攻要素(5αリダクターゼ)を抑える

育毛・発毛業界で一般的に謳われている情報として、「世間一般で市販されているシャンプーは使うべきではない」 という定説があります。 これは確かに理に適った正しい情報であり、正しいシャンプーの重要性を再認識する必要があります。

脱毛している頭皮は皮脂でベトベトであり、ギラギラしている傾向があります。この皮脂分泌の過剰は脱毛を促進する大きな要素です。皮脂分泌の過剰は、皮脂腺内の5α-リダクターゼとテストステロンが反応し、5α-DHAが活発に生成されることにより発生します。(5α-DHAは毛母活動を抑制する)
この過剰に分泌された皮脂は頭皮を覆いつくし、毛穴にこびりつきます。 これにより毛根が酸欠状態になり、当然ながら発毛に必要な酸素配給が不十分になることで発毛が抑制される結果となるのです。
また皮脂過剰は、頭皮表面へのほこりや細菌のこびりつきを発生させます。毛穴にこびりついた皮脂は通常のシャンプーでは洗い流せないため細菌が繁殖し、炎症を起こし、毛母が細胞分裂できなくなります。
もちろん、毛穴にこびりついた皮脂はせっかくの育毛剤・発毛剤の浸透も著しく妨げてしまいます。

さて、いろいろと書きましたが、育毛・発毛のためには"健康な頭皮"を手に入れることが不可欠であることは十分に理解して頂けると思います。
健康な頭皮とは、以下条件を揃えた頭皮を指します。
・ 程よく潤っている (皮脂でベトベトしていない)
・ 張りがある
・ 弾力がある・柔らかい
・ 血色が良い (赤味掛かっていない)

参考. 不健康な頭皮
参考. 健康な頭皮

では、この健康な頭皮を手に入れるにはどうすれば良いのでしょうか?

A.こびり付いた皮脂を溶かす

前述の通り、毛穴にこびりついた皮脂はシャンプーだけでは取り除けません。育毛・発毛業界ではホホバオイル等を使ってこれを取り除く方法が一般的に使用されています。
※ ある発毛サロンではこのオイルを 60ml 10000円程度で会員に売りつけています。インターネットなどで探せばだいたい 100ml 3000円程度で手に入る代物です。
まず、お風呂に入る前にホホバオイルを頭皮に満遍なく塗布します。 このとき、指先で頭皮を擦るのではなく、軽く叩くような感じでオイルを頭皮に浸透させます。よく女性が化粧水を顔に付ける時、こすり付ける様な事はしませんよね。 これは、本当に肌に浸透させるには軽く叩くような方法が一番効果的だからです。
次に、シャンプーキャップなどを頭に被り、ゆっくり湯船に浸かります。 これにより頭皮の緊張が緩和され、毛穴が開くことにより更にオイルの浸透を助けます。
私はある程度頭皮は綺麗な状態を保てていますが、現在もこのオイルを1度/週のペースで使っています。走り出しのタイミングでは毎日の使用をお薦めします。

B.浮かした皮脂を取り除く & 頭皮をマッサージする
一般に市販されているシャンプーではなく、できれば育毛シャンプーを利用し、頭皮をよくマッサージしながら丁寧に洗います。
このとき、爪を立てたり、必要以上に力を入れすぎると逆に頭皮を痛めてしまいますので注意が必要です。
シャンプーブラシを使うとより効果的です。 満遍なく皮脂を洗い出してくれますし、何よりマッサージ効果が非常に高い優れものです。
手による頭皮マッサージ1時間よりも、シャンプーブラシを用いた洗髪5分の方がマッサージ効果は高いと言われています。

オプションアイテムとして、「ケアナケア」 をご紹介します。

これは私がある発毛サロンに通っていた頃 紹介されたアイテムです。 シャンプーの後、毛穴に残った皮脂を見事に叩き出してくれます。使用感はとても気持ちよく一度使うと癖になってしまいます。 これは市販でも販売されており、それ程高価なものでもないため手に入れやすいアイテムです。

さて、ここまでで毛穴に詰まった皮脂は綺麗に流し落とせているはずです。
おっと、、まだ終わりじゃないですよ。 もう一つ重要なお手入れが必要です。

C. 乾燥した頭皮を程よく潤った状態にする
人間の体は外敵から身を守るための防御機能が備わっています。 つまり、頭皮から皮脂をとってしまうとこれを補うための作用が働き、過剰な皮脂分泌が発生してしまう恐れがあります。これでは本末転倒です。
そこでよく使われているのがホホバオイル。 また登場しましたね。 皮脂を浮かせるために使ったホホバオイルを今度は保湿のためにまた塗布する。おかしい話ですが、とても理に適っています。
しかしながら、薄毛に悩む皆さんは恐らくこの後 育毛剤/発毛剤を使うと思いますが、オイルが膜を張った頭皮にいくら発毛剤を振り掛けても毛乳頭まで浸透してくれなくなります。お風呂上りに発毛剤を使用した後にオイルによる保湿を行うようにしましょう。

おまけのオプションアイテムを一つご紹介します。

よく雑誌、広告、TV CM等で毛穴や頭皮の拡大写真(約200倍)を目にしますよね。上の毛根写真もその一つです。
これは主に業者用マイクロスコープで撮影されたもので、その機器は非常に高価なものです。しかしながら技術の発展と共に、このマイクロスコープが一般ユーザー向けに発売されるようになりました。価格もそれ程高価な範囲ではなく、充分手が届く価格になりました。
要は、いろんな育毛サロンが世間一般的に広く行っているカウンセリングを自宅で半永久的にやってしまおう、というお話です。育毛サロンに通うと年間数百万円むしり取られますので、それを考えれば安いものです。
これまで説明してきました通り、育毛には王道という基本はあるにせよ、それを実現するための商品・使い方はその人それぞれに合ったものを採用すべきです。体質は千差万別なわけですからね。最終的には自分に合った商品を自分で見つけていく必要があります。
では、どのようにして自分の体質に合った商品・使い方を探していけば良いかと言うと、試行錯誤しながら自分の頭皮の状態を逐次チェックし自分の頭皮を常に発毛要因を満たす状態にしてくれる商品・使い方を見極めていけば良いわけです。

<頭皮に関する発毛条件>
・毛穴に皮脂が詰まっていないこと
・頭皮が乾燥しておらず、程よく潤っていること
・頭皮が赤味掛かっておらず、白く健康な状態であること

世間の育毛・発毛サロンもこの方法を使っています。定期的に頭皮状態をチェックすることで育毛剤の種類や施術頻度をその人に合ったものに随時変えて行きます。


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